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[转贴]【翻譯】追加TIPS「朱志香與戀愛的咒語」

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楼主
发表于 2010/10/17 | 编辑

猜你喜欢: 恋愛せれぶれーしょん, 恋爱せれぶれーしょん, ryoma


追加TIPS

2010年6月27日に開催された、うみねこのなく頃に及びひぐらしのなく頃にオンリー「雛見沢村民集会3」で頒布された小冊子の抜粋です。
改行・誤字・頁など原文なるべくそのままにしました。


うみねこのなく頃に
朱志香と恋のおまじない⌒☆


さく・え
 07th Expansion

「僕たちは寛大だからね!」
「召喚の魔法陣がまた多少、違ってたって、そんなのは気にしないわ!」

「「だって、愛の力は偉大だもの!」」

「う、う…。またお世話になるとは思ってなかったぜ…。」


 またしても朱志香は、金蔵の魔導書で、あの2人の悪魔を呼び出してしまいました。

「ケンカしてしまった友人と、仲直りをする魔法?」
「その友人は男の子? 女の子?」
「……女の子だけど?」
「「あぁ、素晴らしいね、素敵だわ! 女同士の禁じられた恋!!」」
「正しい恋の姿ではないけれど、」
「愛し合う2人が正しいと信じるならば!」
「「私たちは応援しないわけにはいかないわ!!」」
「いやいやいやいや。そんなんじゃないから、違うから…!」

「あら、ただのお友達なの? 友情なの?」
「それはつまらないね。ちょっと専門外かな?」
「でも、彼女の恋の成就のためには、味方をひとりでも増やすのは大切だわ!」
「それもそうだね! 彼女の恋は使用人、嘉音くんとの禁じられた恋! 味方を一人で
も増やすことは、大いなる恋の第一歩!」
「……い、いや、サクと嘉音くんは全然関係ないんだけど……。」
 やっぱり、あの怪しげな悪魔たちにもう一度頼るのはまずかったかな。
 朱志香はぽりぽりと頭を掻きますが、悪魔達は勝手に乗り気です。

 仕方がない。
 朱志香は覚悟を決めて、悪魔たちに相談してみることにしました。

 朱志香は先日、新島の学校で、些細なことから友人のサクと口喧嘩をしてしまいました。
 それは本当に下らない、お互いがちょっと譲り合えば笑って済ませられた程度の、些細な
すれ違いからの口喧嘩。
なのに、謝るタイミングを逃してしまい、気まずい空気のまま、一週間も経ってしまいました。

 朱志香もサクも、お互い、自分は悪くないと思っているので、自分からは謝れません。
 しかし、相手が謝ってきたら許してやろうとお互いが思っています。
 これでは、いつまで経っても仲直りできるわけはありません。

 何とか仲直りのきっかけが得られないかと頭を悩ませていたところ、書庫にあった、金蔵の
不気味な魔導書のことを思い出したのです。
 あの魔導書で呼び出せた、不思議な悪魔の二人組みなら、何か良い魔法を授けてはくれな
いかな。あの、母の日のプレゼントみたいに。

「もちろん、お安い御用だわ。嘉音くんとの恋を成就させるための第一歩!」
「恋の大戦略の第一歩は繊細にして大胆に! サクと仲直りできた上に、君の恋を
大応援してくれる頼もしい味方になるように、究極の仲直り魔法を伝授するよ!」

二人の悪魔は勝手に盛り上がりながら、次々に魔法の四次元ポケットから、怪しげな、
見るだけで呪われてしまいそうな、物騒なアイテムを次々に取り出しては並べて
いきます。

「いやその! そういうのじゃなくて…。とにかく普通に仲直りできればいいんです。
大戦略とか、どーでもいーから!」
「そうは行かないね!! だって僕たちは72柱の大悪魔!」
「呼ばれて、ただお友達と仲直りってだけじゃ、つまらないもの!!」
「……やっぱ、悪魔に頼ろうとした私が馬鹿だったぜ。この召喚、ナシナシ。……二人
ともお疲れさん。私が自分で解決するから、もう帰っていいぜ…。」
「「えええぇーーー!! そういうわけには行かないよ!!」」
「このゼパルとフルフルが呼び出されて!」
「願いも叶えられずに追い返されたでは、済まされないわ!」
「僕たちを呼び出した以上、絶対に願いを叶えなくちゃ!」
「……気持ちは嬉しいけどよー。余計、話がおかしくなっちゃいそうだし。」

「どうやら、我らが召喚主は、本当にささやかな魔法がお望みのようだ。」
「始めからそのつもりだぜ……。とにかく、ささやかでいいんだ。何なら、魔法の
おまじないを教えてくれるだけでもいいから。」
「私たちの強すぎる魔力では、ささやかとはならないわ。」
「なら、僕たちは教えるだけにしてあげよう。……おまじないの魔導書を貸して
あげるとかどうかな?」
「おまじないの魔導書…?」
「魔法初心者向けの、簡単な魔法が色々載ってる、素敵な魔導書さ!」
「ささやかな効果だけれど、その代わり、簡単に誰でも使えるの!」
「それには、友達との仲直りの魔法も載ってる…?」
「もちろん! 他にも、友達の足の小指をタンスにぶつける魔法とか、友達が居眠り
をした時、先生に必ず怒られる魔法とか、色々載ってるよ!」
「……仲直りの魔法だけで結構です。」
「友達との仲直りの魔法は、このページだわ。」

「お、……確かにこれなら私にも出来そう。本当に、少女雑誌に載ってそうなおまじない
って感じだぜ。」
「当然だよ。だって、少女雑誌のおまじないは、僕たち悪魔の魔導書をパクって書いて
あるんだからね。」
「そ、そうなのか、知らなかった…。……雑誌のおまじないも馬鹿に出来ないんだな…。
今度から真面目に読んでみよう…。でも、魔法の心得なんかない私にも、おまじないって
使えるのかな。」
「問題ないわ。魔法は信じることが大切だから!」
「信じる力には魔力が宿る。この魔導書は、魔法の世界へ第一歩を踏み出す初心者への
入門書だからね。真面目にやれば、誰でも効果が出るよ!」
「へ、……へぇ……。……わ、わかったよ。試してみるよ。ありがとう……。」
「じゃあね、頑張ってね!」
「見事、仲直りが出来ることを祈っているよ!」

 悪魔たちは姿を消し、手元には、魔導書が一冊。
 ……眉唾ではありますが、試す価値はあるかもしれません。

「えっと…。友達と仲直りが出来るおまじない……。何々……? 靴下を、……え? 何だ
こりゃ。」

  <友達と仲直り出来るおまじない>
    まずは、仲直りしたい人のことを強く思い描きながら、靴下を裏表、逆に履いてね!

 それから、仲直りしたい人に、自分がいつも食べているキャンディーをこっそりプレゼントするの!
 これは誰にも知られてはダメ! 二人だけの秘密にしてね。

 すると魔法の力が、二人を再び引き付け合って。ほころんだ二人の仲を直してくれるわ!

「……やりゃ出来るが、……なんだこりゃ。」

 しかしまぁ、おまじないなんてそんなもの。
 胡散臭いと思ったらそれまで。
 信じる力が魔力になると、ついさっき、悪魔たちに教えられたばかりです。

「これでサクと仲直りできるなら、楽なもんだぜ……。明日、さっそく試してみるか…。」

 翌日。学校にて。

「サクー…。その、ちょっといいかな。」
「何ー?」

 キャンディーは、誰にも知られないように、こっそり渡さなければなりません。
 廊下の隅に呼び出し、誰にも知られないように、こっそりと……。

「何これ?」
「ん、……あ、……飴だよ。あげるよ。……まぁその、深く考えないで取っといて。」
「そ、そう……? ありがとう。」

 靴下もちゃんと、裏表逆に履いています。
 キャンディーもこっそり渡しました。
 さぁ、おまじないの効き目は……。

「そ、そうだ、ジェシー。この前はごめんね。ちょっと言い過ぎたよ…。」
「サ、サク…! そ……そんなことないぜ! 私こそケンカ腰になっちゃってごめん…!」

 何という効果覿面…!
 サクの方から仲直りを申し出てくれたのです。
 あとは簡単。
 仲直りがしたいと思っていた同士。すぐに友情を取り戻すことが出来ました……。

「キャンディーもありがとう! これ、おいしそうだね!」
「う、うん! 沢山持ってきたからわけっこしようぜ!」
「やったねー!! …あれっ? よく見たらジェシー靴下、裏返しじゃない?」
「あっ…あはは…、慌てて出てきたから、気が付かなかったぜ…。」
「やだジェシーったらぁ~! キャッハハッ!」

 何もかもがトントン拍子。
 やはり、あの悪魔に借りた魔導書は本物のようです。

 ……そういえば、他にもたくさん、おまじないが載ってたな。
 どんなおまじないがあるんだろう。
 他にも試してみたくなっちゃったぜ……。

「へぇ~…。いろんな魔法が載ってるんだなー…。」

 夜。ベッドでうつ伏せになりながら、魔導書をパラパラめくると、興味深いおまじないが
いくつも見つかります。
 するとその中に、朱志香が指を止めてしまうページが……。

「ん……? 好きな人の夢を見る魔法……?」

 それは、女の子なら誰もが気になるおまじないでした。
 朱志香も年頃の女の子。この魔法に興味を示さないはずがありません。
 自分の見る夢を自由に出来たら、どれだけ素敵でしょうか。
 しかもそれが、大好きな人の夢なら、本当に素晴らしいことです。

「こ、こんな簡単なおまじないで、夢に嘉音君が出てくるのかー…。……ま、まぁいいや。
だ、騙されたと思って、やってみるかなー! えっと、何々…?」

 薔薇の花びらを数枚、いつも使っているハンカチに包み、月の光に当ててから枕の下に
置き……。

「あとは、これを枕の下に入れて、嘉音くんの事を思いながらベッドに入るのか。」

 一見、馬鹿馬鹿しいと思えます。
 でも、そのおまじないのお陰で、見事にサクとも仲直り出来たのです。
 もしあれが偶然でなく、おまじないの力だというなら、……今度だってきっと……。

 両手をぐっと握り締め、いざ、嘉音くん! 夢の中に来たれ! と決意を口にしてから消灯。
 さて、朱志香の夢には嘉音は登場したでしょうか……?

 チュンチュン。
 すずめのさえずりに、朱志香は目を覚まします。

「ふぇ……? ゆ、……夢……?」

 朱志香は枕を抱き締めたまま、しばらくの間、これが現実であると認識できない
ほど、呆然としていました。

「す、……すごいおまじないだったぜ。………ひゃーーーーっ!!」

 朱志香は真っ赤になって照れながら毛布に頭を突っ込みます。
 それくらいに、幸せな夢が見られたのです。

 それは、
目覚めたことを後悔するくらいに、素敵で幸せな夢でした。

 紗音が入れてくれた紅茶と、熊沢さんの焼いてくれたクッキーを、嘉音くんと二人
で食べながら、好きな音楽や、学校生活の話をする…。

 ただそれだけの夢なのですが、……本当に本当に幸せで、嬉しい夢だったのです。
 朱志香はいつまでも毛布に顔を埋めながら、幸せな夢を思い出し、ニヤニヤして
いるのでした。

「それにしてもあの魔導書の力はすげーぜ…!」
「当たり前じゃないか。僕たちが渡した魔導書だもの!」
「恋する心には魔力が宿る。あなたはもう、立派な恋の魔女だわ。」
「って、うわぁあ?! いつの間に?!」

「い、いやそのこれは…! お、面白そうなおまじないがあったんで、……つ、つい…!」
「別に咎めるつもりはないよ!」
「「だって、恋する少女が素敵な夢を見られたんだからね!」」
「私たちは恋を司る悪魔! 友情の修復じゃ退屈だけれど、恋人の夢を見たいなんて
甘酸っぱい望みならば大歓迎だもの!」
「そ、そりゃどうも……、ははは……。……ありがとう、この魔導書。お陰様ですっごい
助かったぜ。サクとも仲直り出来たし、……へへ、今朝は素敵な夢が見られたし。」
「あれ、もういいのかい? もうおまじないは充分かい?」
「ん、んん…。それを言われると、…じ、実は最後にもう一度だけ使いたいかなって。」
「くすくす。それはどんなおまじない?!」
「大好きな片思いの男の子を自分の夢に招待した女の子が、次に望むことって
何だろうね…!」
「うふふふ、決まってるわ! わかってるわよ、朱志香ちゃん☆」

 どうやら、悪魔たちはすっかりお見通しのようです。

「もうしばらく、その魔導書を君に預けるよ。」
「私たちも魔導書も、恋する女の子に使ってもらえれば、その分だけ魔力が増すん
だもの。」
「「今度は朱志香ちゃんの大好きな人に、素敵な夢が見てもらえると
いいね…!」」
「あ、あははははははは………。」

 やっぱり、すっかりお見通しでした。
 朱志香が見つけた、最後に試したおまじない。……それは。

「あ、……あったぜ……。……これだ。相手に、自分の夢を見せるおまじない…。」

 そう。それは昨夜のおまじないとは、まったく正反対のおまじない。
 自分の夢に相手を出すのではなく、相手の夢に、自分を出すのです。

「いくら朴念仁の嘉音くんでも、私の夢を見ちゃったりしたら、意識しないわけにはい
かないよね…。……ひょっとして、これは恋?!って……。うひーーー……!」

 こういう使い道なら、ゼパルとフルフルも本望でしょう。
 ではさっそく実践!

「何々……? えーと……。」

  <相手に自分の夢をみせるおまじない>
   額に水を3滴つけて”呪文”を唱えたら、その場で3回ジャンプしてね!

   すると彼はあなたの夢を見るようになるはずよ!
   片思いの彼も、貴方を意識するようになるわ☆


「意外に簡単そうだぜ。……これで嘉音くんは私を夢を……。ふ、ふひへへへへ~。」

 朱志香はだらしなく笑うのでした。
 きっと効果があるに違いありません。
 明日さっそく、嘉音に話を聞いてみましょう……。

「お、おはよう!嘉音くん!」
「おはようございます。お嬢様。今朝はずいぶん早起きですね。」
「ま、まぁね、たまにはね! あはははは……。そ、それよりさ、嘉音くん。…ゆ、昨夜は、
どんな夢を見たのかな……。」

 嘉音くんのことだから、素直に、私の夢を見ましたとは言わねーだろうけど。
 ちょっと赤面してから、そっぽを向いて、「べ、別に……。」とか言ってくれたら、嬉しい
なぁ! えへへ。

「僕は特に夢は見ませんので。」
「え? 見ない? そんなことはないよ。きっと何か見たはずだよ。ほら、思い出して
思い出して…!」

「強いて言えば、……灰色でしょうか。テレビの砂嵐のような光景です。……そんな
夢しか見ませんが、……何か?」

「あれぇええぇぇ…?! お、おかしいなぁ……。」
「??」

 おまじないの手順を、愚直にしっかり守ったはずなのに、……どうして?
 これまでのおまじないも全て叶ったのに、どうしてこれだけ。
 こういうおまじないこそ、ビシッと効果を発揮してほしかっただけに、とても残念
です。

「どうかなさいましたか?お嬢様。」
「い、いやっ!な、なんでもないぜ! あ、あははははは…!」

 私の信じる心が足りないってのかー?!
 そんなはずはないよ、私の心は嘉音くんでいっぱいだもん!
 信じる力は魔力に通じるんじゃなかったっけ…?
 こういう魔法がうまく行かなくて、何が恋の魔法だよ。
 くっそー、悔しいぜ。あの悪魔たちに文句を言ってやる…!

「やぁ、朱志香! どうだい、嘉音くんの夢にはお邪魔できたかい?」
「あなたの恋の力はとても強いもの。きっと素敵な夢を嘉音くんに届けることが出来
たはずよ。」
「ところがよー。そーは行かなかったみてーなんだよー。この魔導書、欠陥品じゃねー
のー? うぜーぜ、ぶーぶー。」

「「効果がなかった? そんな馬鹿な!!」」

二人の悪魔は大仰に驚きます。
そこまで驚かれては、朱志香も何だか悔しいです。

「あぁ、そうだよ、効果がなかったよ。嘉音くんは私のことなんか夢に見ないし、テレビ
の砂嵐みたいなのしか見なかったって言ってたぜ。」
「そんなことがあるだろうか?!」
「あるわけないわ! おまじないの手順を間違えたとしか思えないもの。」
「間違えるわけねーだろ。しっかり、ここに描いてある、イラストの手順通りにおまじな
いをしたぜ。額に水を3滴つけて”呪文”を唱えたら、その場で3回ジャンプする。んで、
呪文はここでイラストの魔女が唱えてるヤツだろ。ウロシト、ウロシトって。」

「「トシロウって、誰?」」

「はぁ? 唐突に何だよ。私が聞きたいぜ。トシロウって誰だ?! ………うぅん?
どこかで聞いたことがあるような。」
「あぁ、間違いの理由がわかったわ…!」
「朱志香、君はあまり説明書とかをちゃんと読まない性分のようだね。」
「私は字とか読むの、得意じゃねーからなぁ。……何? 私、何か間違えた…?」
「あのね。このイラストの魔女が唱えてる呪文は、一例よ?」
「ここにちゃんと書いてあるよ。好きな人の名前を逆さに唱えましょう、って!」
「え?! 好きな人の名前を逆さに?! ウロシト、ウロシトって唱えるんじゃない
の?!」
「だから、ウロシトは、好きな人がトシロウさんの場合の一例だってば。」
「あ、あーーーッ、そうだったのかー!! 騙されたー!!」
「「騙してない騙してない。」」

朱志香はがっかり。

 もう一度、試してみる? と二人に聞かれましたが、首を横に振りました。
 おまじないに頼らず、自分の力で、嘉音くんの夢に登場してみせると。

「夢がきっかけで私を好きになってくれるより。私を好きになってくれて、夢に見て
くれることの方が嬉しいもんな。……恋にインチキなしだぜ! がんばる!」
「さらりと僕たちの存在意義を否定してくれたけど、」
「素敵な意気込みだわ。応援してるわね、朱志香…!」

  こうして、二人の悪魔は去っていきました。


  がんばれ、朱志香。


  早く嘉音くんのハートを射止めて、彼の夢に自分が出るようになるといいですね…!









<おしま…い?>

その頃、厨房にて。
郷田“トシロウ”は悩んでいました……。

「昨夜の夢は、……一体何だったのでしょうか……。」

お嬢様が私に甘えてくる夢を見るなんて……。
二人でラヴラヴしちゃって、南の島に二人きりでバケーションに行っちゃう夢なんて…!

郷田さんのこと……、これからは、トシロウさんって呼んでもいい……?
そ、そんな、いけません、お嬢様…! 私は使用人の身分…! そんな関係はあまりに
甘酸っぱくてそのあの、あぁぁ腕を取らないで下さい、お嬢様のふくよかなお胸がまるで
極上メロンのように、あ、あひぃいいいいいいい!!!

郷田も独り者。
険しい料理の道に身を捧げているとは言え、色香に迷う日もあるかも……。
家人と使用人の禁じられた恋に悶絶しながらも、彼は今日も料理の道に邁進するのでした…。

その晩、デザートがメロンになり、朱志香は喜びました。
でもまさかそれが、彼女のおまじないの効果だとは、想像もつかないでしょうね…。





<おしまい>

  朱志香と恋のおまじない⌒☆

    2010年6月27日
雛見沢村民集会3 頒布小冊子




1楼为翻译
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发表于 2010/10/17 | 编辑
翻译者为巴哈姆特的canal

http://forum.gamer.com.tw/Co.php?bsn=16168&sn=8743&author=canal

以下为正文

----------我是分割线-----------

於2010年6月27日舉辦,以『海貓鳴泣之時』以及『暮蟬鳴泣之時』為主的活動
「雛見澤村民集會3」,現場發放的小冊子。


「我們的心胸是很寛大的!」

「即使召喚的魔法陣,又稍微有點不同,我們也不會在意哦!」

「「愛的力量可是很偉大的!」」

「嗚、嗚…,沒想到又要麻煩妳們了嘞…。」

 朱志香又用金藏的魔導書,叫出了那兩個惡魔。


「能夠跟吵架的朋友,和好的魔法?」

「那個朋友是男生?還是女生?」

「……是女生,怎麼了嗎?」

「「啊,太棒了,真是美妙!女性們的禁忌之戀!!」」

「雖然那不是正常的戀情,」

「但只要相愛的兩人相信那是正確的!」

「「我們一定會為妳們加油哦!!」」

「不不不,不是那樣,不是啦…!」
 
「哎呀,妳們只是普通朋友?是友情嗎?」

「那就很無趣了,算是稍微偏離了我們的專長呢?」

「但是,為了達成她的戀情,多增加一個支持者也是很重要哦!」

「這麼說也是!她的戀情是與傭人,嘉音君的禁忌之戀!多增加一個支持者,
  是邁向偉大戀愛的第一步!」

「……不、不,咲與嘉音君完全無關……。」

 再次拜託那對可疑的惡魔,果然是不太好嗎。

 朱志香只是隨口問了一下,惡魔們卻很感興趣。

 沒辦法。

 朱志香下定決心,決定與惡魔們商量看看。


 前幾天,朱志香在新島的學校,因為一點小事與友人的咲發生爭吵。

 那是因為小小的意見不合而引起,真的是沒有意義的爭吵,只要雙方稍微退讓,
就可以一笑置之了。

 雖然如此,卻錯過了道歉的時機,兩人的尷尬氣氛,已經持續了一個禮拜。

 朱志香與咲,都認為自己沒有錯,所以不打算先道歉。 

 但是,兩人都心想只要對方道歉的話,就原諒對方。 

 這樣一來,兩人不管過多久都無法和好。

 正在煩惱是否有和好的機會時,想起了金藏放在書庫裡,令人毛骨悚然的魔導書。

 如果是那本魔導書所召喚出來,奇妙的惡魔二人組,會不會給我什麼好的魔法呢,
就像母親節禮物那次一樣。


「做為達成妳與嘉音君戀情的第一步,那當然是件很容易的事!」

「戀愛大戰略的第一步要膽大心細!我們要傳授妳終極的和好魔法,除了讓咲跟妳
 和好,她還會成為可靠的同伴,大力支持妳的戀情唷!」

 兩個惡魔興高采烈的,從魔法的四次元口袋裡,一個接一個拿出看起來很可疑,
光是看外表就覺得被詛咒,令人不安的道具,排列在眼前。

「不,那個!不需要那些東西…。總之能普通和好就夠了,不用管什麼大戰略啦!」

「那可不行!我們可是72柱的大惡魔哦!」

「我們被妳叫出來,如果只是幫妳跟朋友和好,未免太無趣了!!」

「……想要拜託惡魔的我,果然是笨蛋嘞,這次召喚不算。……辛苦兩位了,
 我會自己解決的,妳們可以回去了…。」

「「咦咦咦咦───!!那可不行哦!!」」

「我潔芭爾與芙爾弗爾被叫了出來!」

「沒有實現願望就被趕回去的話,太說不過去了!」

「我們既然被召喚出來,絕對要實現願望才行!」

「……妳們的好意我心領了~,感覺話題往奇怪的方向發展了。」

「看來,召喚我們的主人,真的是希望小魔法呢。」

「我一開始就是這麼想的……。總之,小魔法就好了。要不然,只告訴我魔法的咒語
  也可以。」

「我們過於強大的魔力,無法轉換成小魔法。」

「那麼,我們只能告訴妳咒語了。……我們借妳咒語的魔導書,妳覺得如何?」

「咒語的魔導書…?」

「這是本很棒的魔導書哦!很適合魔法的初學者,裡面記載了各種簡單的魔法。」

「雖然只有小魔法的效果,但是因為很簡單,無論是誰都可以使用哦!」

「那本書裡面,也有記載跟朋友和好的魔法嗎…?」

「當然有!其他還有像是,讓朋友腳的小指頭,撞到衣櫥的魔法。當朋友打瞌睡時,
  一定會惹老師生氣的魔法,有各式各樣的魔法唷!」

「……我只需要和好的魔法就夠了。」

「能跟朋友和好的魔法,是在這一頁哦。」

「哦,……如果是這種魔法,我也可以做到。真的很像,少女雜誌上寫的
 咒語嘞。」

「那是當然囉。因為,少女雜誌的咒語,都是從我們惡魔的魔導書抄來的呢。」

「是、是這樣啊,我不曉得耶…。……所以也不能小看雜誌的咒語呢…。
  下次我會認真看的…。不過,沒有魔法經驗的我,也能夠使用咒語嗎?」

「沒問題,因為魔法最重要的是去相信!」

「相信的力量具有魔力。這本魔導書,是為了在魔法世界踏出第一步的初學者
 而寫的入門書。只要認真去做,不管是誰都有效哦!」

「嘿,……嘿……。……我、明白了,我會試試看的,謝謝妳們……。」

「掰掰,加油囉!」

「我們會為妳祈禱哦,希望妳能順利跟朋友和好!」

  惡魔們消失了身影,在身邊留下了一本魔導書。

 ……雖然感覺很可疑,但說不定有嘗試的價值。

「那個…,能夠跟朋友和好的咒語……。我看看……?將襪子,咦……? 
 這是什麼啊。」


  <能夠跟朋友和好的咒語>

 首先,用力想像你想要和好的對象,將襪子反過來穿!

 然後,將自己經常吃的糖果,偷偷送給想要和好的對象!
 這件事不能被其他人知道哦!是只屬於兩人的秘密。

 如此一來,魔法的力量會再次讓兩人互相吸引,修復兩人疏離的友情!


「……可以做得到,……這是在搞什麼啊。」

 不過呢,咒語就是這樣的東西。

 只要去懷疑它,就會失效了。

 惡魔們剛才告訴過我,相信的力量會化為魔力。

 「如果這樣能跟咲和好,就輕鬆了……。明天,馬上來試試看吧…。」


 隔天,在學校。

「咲~…。那個,妳可以過來一下嗎?。」

「怎麼了嗎~?」

 糖果,必須在沒有人知道的情況下,偷偷給對方才行。

 把咲叫到走廊的角落,沒有被其他人發現,然後偷偷的……。

「這是什麼?」

「嗯,……這、……糖果,是要給妳的。……那個,妳就別想太多,收下來吧。」

「這、這樣啊……?謝謝妳。」

 按照書上寫的,將襪子反過來穿了。

 糖果也偷偷給她了。

 那,咒語的效果……。

「對、對了,潔西。之前對不起,我說得有點過份…。」

「咲…!沒……沒那回事!我一副要吵架的樣子,我才該說對不起…!」

 真的是立即有效…!

 咲主動提出要跟我和好。

 那接下來就簡單了。

 兩個人都有意願跟對方和好,友情很快就恢復了……。

「也謝謝妳的糖果!這個,看起來很好吃耶!」

「嗚,嗯!我帶了很多糖果來,我們一起分著吃吧!」

「太好了─!!…奇怪?仔細看潔西的襪子,是不是穿反了?」

「啊…啊哈哈…,因為我急著出門,所以沒有發現嘞…。」

「討厭啦,潔西,妳真是的~!鏘哈哈哈哈!」

 一切都很順利。

 果然,從惡魔那裡借來的魔導書,似乎是真的。

 ……那麼說來,書中還記載了許多其他的咒語。

 會是什麼樣的效果呢。

 自己也想嘗試看看其他的咒語了……。

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活跃日
 2 

实习生

2楼
发表于 2011/01/31 | 编辑
此翻译并不全,帮LZ补全:


「嘿~…,有各式各樣的咒語呢~…。」
晚上,朱志香一邊趴在床上,一邊嘩啦嘩啦地翻著魔導書,找到了幾個自己感興趣的咒語。
然後其中的某一頁,讓朱志香的手指停了下來……。
「嗯……?可以夢到喜歡的人的魔法……?」
那是,每個少女都會在意的咒語。
朱志香這個年紀的少女,沒有人不會對這個魔法產生興趣。
如果可以控制自己夢境的話,那該是多麼美好的事。 
而且還是夢見自己喜歡的人,那真的是很棒的一件事。
「這、這種簡單的咒語,真的可以讓嘉音君出現在夢裡嗎─…。……算了。就當作被騙,來試試看吧─!那個,我看看哦…?」
將幾片玫瑰花瓣,包在常用的手帕裡,照過月光後,放在枕頭底下……。
「然後,將這個放在枕頭底下,一邊想著嘉音君,一邊鑽進被窩裡面。」
乍看之下,會覺得很荒謬。
但是,多虧了那個咒語,才能順利跟咲和好。 
如果那不是偶然,而是咒語的力量的話,……這次一定也可以……。
雙手握拳,
“來吧,嘉音君!到我的夢裡來!”
說出決心後關燈就寢。

那麼,嘉音會出現在朱志香的夢裡嗎……

啾啾啾。
麻雀的叫聲,讓朱志香醒了過來。
「咦~……?是、……夢……?」
朱志香抱著枕頭發呆,一時之間分不清楚這是現實,還是夢境。
「好、……好厲害的咒語哦,………嘻嘻~~~~!!」
滿臉通紅的朱志香,害羞地把頭埋在毯子裡。
她作了個很幸福的夢。
那個夢幸福得讓人不想醒來。
自己跟嘉音君兩個人,享用著紗音泡好的紅茶,與熊澤婆婆烤好的餅乾,
聊著喜歡的音樂,還有學校生活的話題…。
雖然只是這樣的夢,……但是真的很幸福,真的讓人很開心。
朱志香一邊把頭埋在毯子裡,一邊回想著幸福的夢,露出靦腆的笑容。

「話說回來,那本魔導書的力量超~強的…!」
「那是當然的囉,那可是我們借給妳的魔導書!」
「戀愛的心具有魔力,妳已經是出色的戀愛魔女了。」
「耶,嗚哇哇哇!?妳們什麼時候出現的?!」
「不、不是的,這是那個…!我看到有趣的咒語,……不、不知不覺就…!」
「我們沒有責怪妳的意思!」
「「因為,戀愛的少女作了個好夢!」」
「我們是掌管戀愛的惡魔!雖然修復友情很無聊,但如果是想要夢到情人,這種酸酸甜甜的願望,我們很歡迎哦!」
「不好意思……,哈哈哈……。……謝謝妳們的魔導書,幫了我很大的忙。
讓我可以跟咲和好,……嘿嘿,今天早上還作了個好夢。」
「哎呀,已經可以了嗎?咒語已經足夠了嗎?」
「嗯,嗯~…,這麼說的話,…其、其實我還想用最後一次。」
「嘻嘻嘻,是什麼樣的咒語呢!?」
「女孩將暗戀的男孩邀請到自己的夢裡,她的下一個期望會是什麼呢…!」
「嗚呼呼呼,當然是那個!我知道了哦,小朱志香☆」

看來,惡魔們似乎早就預料到了。

「魔導書,就暫時交給妳保管囉。」
「不管是我們,還是魔導書,如果被戀愛中的女孩使用的話,魔力就會變得更強。」
「「這次希望小朱志香喜歡的人,可以作個好夢唷…!」」
「啊、啊哈哈哈哈哈哈哈………。」

果然,完全被她們看穿了。

朱志香找到的,最後想嘗試的咒語,……那是。
「啊,……找到了……。……就是這個,讓對方,夢到自己的咒語…。」
沒錯,那是將昨晚的咒語,完全顛倒過來的咒語。
並非讓對方出現在自己的夢裡,而是讓自己,出現在對方的夢中。  
「即使是木頭的嘉音君,如果夢到我的話,不可能沒有感覺吧…。他會說……“這該不會是,戀愛!?”……。嗚嘻~~~……!」
如果是這種用法,潔芭爾與芙爾弗爾也會感到滿意吧。
那麼立刻身體力行!
「我看看……?那個……。」
  
    <讓對方夢到自己的咒語>
滴3滴水在額頭上,唸出”咒語”後,在原地跳3下!  
那麼,他應該會夢到你了!
暗戀的他,也會對你有感覺唷☆

「出乎意外的簡單耶。……這樣,嘉音君就會夢到我了……。呼、呼嘻嘿嘿嘿嘿~。」
朱志香嘿嘿地傻笑。
一定會有效果的。
明天,馬上去問嘉音君吧……。

「早、早啊!嘉音君!」
「小姐,早安,妳今天很早起呢。」
「還、還好啦,我偶爾也會早起!啊哈哈哈哈……。比、比起那個,嘉音君。…你昨晚,有夢到什麼嗎……。」

雖然以嘉音君的個性,不太可能坦率的說出他夢到我。
如果他有點臉紅,看著旁邊說,「沒、沒什麼……。」,我會很開心的!耶嘿嘿。

「我沒有特別夢到什麼。」
「咦?沒有夢到什麼?沒那回事吧,一定有夢到什麼才對。試著想一下,回想一下…!」
「硬要說的話,……是灰色的景象,感覺就像電視的雪花畫面。……我只夢到這個,……怎麼了?」
「啊咧~~…!?奇、奇怪了……。」
「??」

我有完全按照咒語的順序,……為什麼?
到目前為止的咒語全都實現了,為什麼只有這個例外。
正因為是這個咒語,所以更期待能發揮效果,真的是很可惜。
「小姐,請問怎麼了嗎?」
「沒事!沒、沒什麼!啊、啊哈哈哈哈哈…!」

是我的信心不夠堅定嗎?!
沒那回事,我心裡想的都是嘉音君!
不是說相信的力量與魔力是相通的嗎…?
這種無法成功的咒語,還說是什麼戀愛的魔法。
可惡,真不甘心,一定要跟那兩個惡魔抱怨一下…! 

「呦,朱志香!怎麼樣了,妳有出現在嘉音君的夢裡嗎?」
「妳戀愛的力量非常強,一定可以讓嘉音作個好夢。」
「不過呢~,並沒有~像妳們說的那樣耶~。這本魔導書,該不會是~缺陷品吧~?煩死~嘞,噗~噗~。」
「「沒有效果?怎麼可能!!」」
兩個惡魔大吃一驚。

看到她們那麼驚訝,朱志香總覺得很不甘心。
「嗯,沒錯,咒語沒有效果。嘉音君完全沒有夢到我,他說只夢到像電視的雪花畫面。」
「這種事有可能發生嗎?!」
「不可能!我想一定是咒語的順序弄錯了。」
「不可能弄錯吧。我使用咒語時,完全是按照這張解說圖的順序哦。滴3滴水在額頭上,唸出”咒語”後,在原地跳3下。妳們看,咒語就是圖中的魔女唸的內容,WU RO SI TO、WU RO SI TO。」
「「TO SI RO WU,是誰啊?」」
「啥?怎麼突然問這個,我才想問妳們嘞,TO SI RO WU是誰啊!?
 ………嗯?好像在哪裡有聽過這個名字。」
「啊,我知道咒語錯誤的原因了…!」
「朱志香,妳似乎沒有看說明書的習慣呢。」
「因為我不喜歡看很多字。……怎麼了?我哪裡弄錯了嗎…?」
「唉,這張圖中的魔女唸的咒語,是舉例唷?」
「這裡寫得很清楚哦,將喜歡的人的名字反過來唸!」
「咦!?將喜歡的人的名字反過來唸!?不是唸
 WU RO SI TO、WU RO SI TO嗎!?」
「所以我說,WU RO SI TO是,喜歡的人名字是TO SI RO WU的舉例啦。」
「啊、啊───~,原來是這樣─!!我被騙了─!!」
「「不是被騙,不是被騙。」」

朱志香感到很失望。
妳要再試一次嗎? 
聽到兩人這麼問,朱志香卻搖了搖頭。
不是靠咒語,而是靠努力,讓自己出現在嘉音君的夢裡。
「比起嘉音君因為夢的關係,變得喜歡我。我比較希望他因為喜歡我,所以夢到我,這讓我更高興。……戀愛不可以作弊!我必須努力!」
「雖然我們的存在意義,被妳輕易否定了,」
「朱志香,妳看來衝勁十足呢,我們會為妳加油哦…!」
兩個惡魔就這樣離開了。
朱志香,加油。
希望妳能很快抓住嘉音君的心,讓自己出現在他的夢裡…!

<完…?>


那個時候,在廚房。

鄉田“TO SI RO WU”正在煩惱……。
※註:TO SI RO WU(トシロウ),「俊朗」的日文發音。
「昨晚的夢,……到底是什麼呢……。」
竟然會夢到小姐對我撒嬌……。
而且還是兩個人卿卿我我,一起前往南方島嶼渡假的夢…!

鄉田先生……,我以後可以叫你,俊朗(TO SI RO WU)先生嗎……?
 
不、不行,不可以,小姐…!我的身份是傭人…!
那樣的關係未免太過酸甜可口了,那個,啊~~
小姐,請您不要抓住我的手,
小姐豐滿的胸部像是特級哈密瓜一樣,
啊、啊嘻咿~咿咿咿咿咿咿!!!

鄉田還是單身。
雖然他已經決定投身險峻的料理之路,或許他也有被女色迷惑的日子……。
因為主人與傭人的禁忌之戀而暈眩,他今天還是在料理之路上邁進…。  
那天晚上,飯後甜點是哈密瓜,讓朱志香感到很開心。
不過,那是她咒語的效果,她應該想像不到吧…。

<完>

  
07th Expansion Presents
海貓鳴泣之時
朱志香與戀愛的咒語~☆
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